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2024年05月19日  23時22分
3Z沖神小説2
CATEGORY : [長編3Z沖神小説~完結『白黒写真』]
3Z沖神小説第二話です
 それではどうぞ








































 







   その女子はいちご牛乳を買い、満足げな表情で


       こちらへ向かって歩いてくる




  オレはあまりにもそいつの髪がきれいだったので、



     食い入るような目でそいつの髪を見ていた
             


    すると、当然のことながらそいつと目があった。 
  


  「何ネ。お前、見ない顔アルナ。まさかお前B組の女王神楽様に

 
    ケンカ売ってるアルカ?!」
         
  


        そいつ、神楽とかいう奴はオレにいった。     

   


        「・・・・・・・は?・・・・・・・」




オレは、あまりにも唐突に、あまりにも馬鹿らしい台詞をオレに



ふっかけてきた。ので、普通こういうだろ。



   
  「は? じゃないアル!!先にガンつけてきたのはそっちの方アルヨ!」  





 「ガンつけただぁ?そっちの勘違いでィ。 オレはお前の髪・・・・!」 
    

 

                      ・・・・・・っぶねー!              



  本当のこと言いそうになった・・・・・・・・。   




   「何アルカ? 男のクセして何押し黙ってるアルカ?!」                   




  「うるせィ。なんでもねェ。ってか、オレはお前みたいな


   ガサツな女相手にしてるヒマないんでィ。」  
 


  その日オレはクラスの女子Aから呼び出しを受けていた。


     ・・・・・・まぁ、告白かなんかだろ。中学のときからのことだし、もうなれた。 
   

 

 「なっ・・・・!ガサツだとぉ!あいにく私もお前みたいな奴

   かまってるヒマないネ!!フンっ!」



  
     ドスドスと音を立ててガサツな女はガサツに渡り廊下を歩いていった。      



    「けっ・・・!なんだよあの女!地響きなってるぜィ。」



  
   素直にあいつに対しての悪口が出た。     


  
   でも、今まであんな奴にあったこともなかったからか少し興味が湧いている


  
   のが自分でもわかった。    
  


    かといってわざわざ隣のクラスの女子に会いに行くほどオレも馬鹿じゃあないし、


   二年になってからもとくにあいつとは


                                 何もなかった。                  









                           ——そしてオレは三度目の春を迎えた。
 



















         
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2007年04月26日  17時42分
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