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2024年05月19日  22時35分
沖神小説4
CATEGORY : [長編沖神小説『The thought that is not conveyed』]
沖神小説2 第4話です!!












『ガララララッ』



勢いよく戸を開けた。


「・・・お~~・・・」


浴槽は万事屋のリビングより少し小さいくらいの大きさで、ジャグジーやサウナ、シャワールームまであった。


「・・・・?」


神楽はサウナ室の方を向き、目を細めた。

人影があったのである。


(まっ、まさか、男・・・??で、でもマヨは、誰も入ってないって言ってたアル。・・・気のせいネ。気のせい。)


神楽はおけを取って、すりガラスで仕切られているスペースへ向かった。


どすん、といすに座り、軽く頭をお湯で濡らし、シャンプーを手に取った。


シャカシャカシャカ・・・もこもこ泡が立つ。


「うあ~♪いいにおいアル♪万事屋のやっすいシャンプーとは違うアルナ。


でも、男がこんなの使うなんてもったいないアル。


そう言って、他の仕切られているスペースを見回した。

「むをっ?」

神楽はあることに気付いた。


「別のとこはシャンプーがみんな同じだけど、ココだけ違うアル?」


別のスペースのシャンプーは、万事屋のやっすいシャンプーと同じだった。

しかし、今神楽が使っているスペースのシャンプーだけは違った。


どこか、高級感漂うシャンプーであったし、コンディショナーまであった。

「当たり席アルナ♪」

神楽は少し得した気分だった。


しばらく洗って、すすごうと思い、蛇口にかける手に力をこめたその時




『ガラララララララ!』




「ふぅー・・・あっちぃ~~~!!!」


サウナ室から男が出てきたのだ。





その男は






『沖田 総悟』だった。


 











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2007年08月14日  15時26分
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