3Z沖神小説第七話です!!
それではどうぞ!!
———授業———
授業そのものはさほど、ってか全然おもしろくとも何ともない。
だけど・・・3Zの奴らを眺めてみるとかなりおもしろい。
オレの右隣りの席のチャイナ。
・・・・夢中で弁当を食ってる。
あーもー、がつがつ、くっちゃくっちゃうるせェ。
それとは逆に左隣りの土方さん。近藤さん、土方さん、
オレは友達?なのか。いつもつるんでいる。
風紀委員同士でもある。
そんな土方さんは、マヨラー。
マヨのイラストをノートいっぱいに描いている。
・・・・き、気持ち悪ィ。中毒並でィ。
デブガングロことハム子(本名は公子)はブッサイクな顔をメイクしている。
・・・・・意味ねー。
近藤さんは近藤さんで、相変わらず志村妙に愛のまわし手紙を書いている。
猿飛あやめは銀八の写真を見てはニヤついている。
それに教師も教師で、注意すらしない。
・・・注意しても無駄だという事を悟ったのか。
・・・・毎時間、そんなことの繰り返しだ。
だけど、この時だけは違う。
体育の時だ。
3Zは頭こそカラだけど、とにかく運動神経だけは他のクラスに比べると、
ぶっちぎりですごい。
さて、着替えるか そう思ってスポーツバッグを手にとろうとしたとき、
「ぅおら! 野蛮な男共!この神楽ちゃんのナイスバデーを
見たいのはわかるアルけど、さっさと教室出るアルヨ!!」
チャイナがでかい声で言った。
3Zは女子が教室、男子が学習室で着替えることになっている。
「ハッ!どこがナイスバデーだか!貧乳がほざいてんじゃねーぜィ。」
「なっ、何をををー?!」
思った通り、チャイナはオレの言った言葉に食いついてきた。
・・・さぁ、これからどうやってチャイナをからかってやろうと考えた、
がもうそこにはチャイナはいなかった。
・・・・してやられた。
オレは素直にそう思った
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