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2024年05月19日  21時46分
3Z沖神小説4
CATEGORY : [長編3Z沖神小説~完結『白黒写真』]
3Z沖神小説第四弾です!
それではどうぞ!









・・・・・そのクラスは、新学期早々学級崩壊したかと思うようなものだった。          
 
 





 
     黒板に描かれた落書き、教室のあちこちにも落書きがある。
  
 

教室にはゴミが散乱し、音楽を聴いたり、漫画を読んだり、
  
 
     エロ本読んだりとひどい有様だ。   
 
 
 
  「 ・・・・・・・・・・。 」
  
 
オレは言葉を失った。
  

  するとだるい声が聞こえた。
 
 
「うぉーい 遅いぞお前。新学期早々遅刻かぁ」
 
 
 
ちばちばとペロペロキャンディーをなめながら、白髪天パの教師が言った。
 
 
  
 「・・・・・すいやせん」
 
 
そう言いながらオレは自分の席へつこうとした。
 
 
    ・・・・そのとき、懐かしいものが、目に映った。
 
 
        ———桜色のそいつだった———
  
 
        
      不思議と                     
                    胸が高鳴った
 
 
 
 
そいつは後ろの席の外国人ぽい猫耳となにやら争っていた。  
 
 
 

「てめェェエ!!人のウインナー食ってんじゃねエェヨ!」

 
 
「フハハハ!クヤシカッタライッパツナグッテミロ!」   
 
 


「望むところアル!! わたぁああああぁぁ!!」
 
 
     
    目にも止まらぬ早さで猫耳に殴り掛かった。
 
 
     早・・・・?!と思っていると、
     
     
            ズルっ!
 
 
   変な音がした。
 
 
       ・・・・桜色の方がベタなことにバナナを踏ん付けたのだ。
 
 
    桜色が「なっ・・・?」と 空中に投げ出されながら、猫耳の方を向いた。
 
 

猫耳は不適な笑みを浮かべていた。
 
     
               
              
                    すべては猫耳の計算だった。



 











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2007年04月27日  22時13分
コメント[ 1 ]  トラックバック [ ]
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胸が高鳴る沖田はマヂかわいいと思いました
【2007/07/2023:22】||M.Y#92ca4cbfcb[ EDIT ]
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