ヲタク四人の集まり
#[PR] |
CATEGORY : [] |
![]() |
|
![]() |
|
#沖神小説7 |
CATEGORY : [長編沖神小説『The thought that is not conveyed』] |
![]() |
|
沖神小説 第七話です!! それではどうぞ!! その日の夜は比較的涼しかったため、夜は屯所の中庭で花火をすることになった。 「花火なんて久しぶりアルナー!前パピーと一回だけやったヨ。 私その時、はしゃぎすぎて花火振り回してたら火の粉がパピーの頭に降りかかって パピー火だるまネ!」 神楽が楽しそうにペラペラと喋る。 「ハハハ・・・そんなことがあったんですね!」 山崎と神楽が線香花火を囲みながら、談笑していた。 そんな2人の仲むつまじい様子を見ていた沖田は、なぜか胸の奥底にモヤモヤしたものが広がった。 ・・・・・おい・・・なんだよ・・・・ 沖田はまだ自分の素直な気持ちに気付いていなかった。 自分が神楽と仲良く話す山崎に嫉妬しているということに 自分がほんの少し神楽のことを気にかけているということに 沖田は気分が晴れなかったため、その日計画していた「クソ土方の花火に爆弾を仕掛ける」という土方爆破計画を取りやめにして、自室に戻ることにした。 2人はまだ楽しそうに話している。 ・・・チッ つまんねェ・・・。 ・・・何でオレが変な気分にならねェといけねェんだ・・・・。 自室のベッドであおむけになり、天井を見つめていた。 ぼんやりとしていると、少し眠気がした。 ー・・・(気分悪ィし、もう寝まさァ。) アイマスクを取り出して、付けようとした ー・・・その時・・・・ 『~・・・-~・・・・-』 隣の部屋から話し声が聞こえる。神楽の部屋からだ。 (あれはチャイナの声だな・・・?) よく聞くと、男の声がする。 (・・・・!!や、山・・・崎・・・?) 沖田はさらに、耳をそば立てて聞いた。 「ジミー・・・・~・・・-・・・もらってくれるアルカ・・・?」 (え・・・?) 「・・・あぅっ・・・・・痛っ・・・」 「ごっ、ごめんなさいチャイナさん・・・。」 (え・・・え・・・え・・・え・・・????!) ・・・ズッコンバッコン ドタンドタドタ・・・ 変な音がする・・・ 沖田はガバッと跳ね起きて、顔が青ざめていった PR |
|
![]() |
|
コメント[ 0 ] トラックバック [ ]
|
COMMENT |
COMMENT WRITE |
|
TRACKBACK |
トラックバックURL |
忍者ブログ[PR] |