ヲタク四人の集まり
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#沖神小説13 |
CATEGORY : [長編沖神小説『The thought that is not conveyed』] |
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沖神小説第十三話です! 季節外れですがそこは目をつぶってください・・・。 それではどうぞ! 屯所内に入った。 辺りが静まりかえっている。 (な、なんでィ・・・?みんないねーのか?) 沖田はとても心細い気持ちにかられていた。 「おーい、おめーらどこに隠れてんだァー?出てこォーイ。」 少し大きな声で言った。 しかしその声は夜の闇へ虚しく消えていった。 「・・・ハァ?」 だんだん、この世界には自分しかいないのか、と思ってしまう。 (やばい、やばいって・・・オイ・・・だれか・・・。) 心臓がバクバクなっている。 バクバクバクバク・・・ ポンポン 肩を叩かれて、思い切りビビって、・・・振り返ると・・・ 「何でィ・・・チャイナか・・・」 ハアッとため息をついた。 肩を叩いたのは神楽だった。 「びっくりしたダロ!!?」 ニヤニヤ笑っている。 「してねーよ。」 「してたくせにぃ~」 「してねえって・・・」 「まァ、いいアル。それより、こっち来て!」 ぐいっと手を引っ張られて、走り出した。 廊下を猛スピードで走る。 「オイ!どこ行くんだよ?!ってか近藤さん達は?!」 「いいからついてくるネ!」 屯所の大広間前まで来た。中は暗い。 「オイ・・・何なんだよ こんなことして・・・」 と言うと神楽はバン!と勢いよくふすまを開けた。 「-----!!!」 『パンパンパンッ!!!』 その瞬間に明かりがつき、クラッカーの音がした。 「総悟!!誕生日おめでとーっっ!!!」 近藤が大きな声で言った。 パチパチと拍手が聞こえる。 「・・・そうか、オレァ、今日誕生日だったのか・・・。」 きょとんとしながら言う。 「忘れてたアルカーッ!?」 アハハハ・・・と笑い声が響き渡った。 PR |
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